夏に害虫が出るのはなぜ?
夏は温度や湿度が高い時期。
虫たちが最も活発になる時期です!
温度は7月から8月
湿度は5月ごろから上昇して7月
がピークになります。
温度と湿度が高い夏の時期は、
必然的に虫が大量に発生してしまうというわけです。
「今年は害虫が多い気がする」
とよく耳にしますが、
例年に比べ発生数が増えたわけではなく、テレワークなどによって家にいる時間が増えた為目にする機会が多くなったと考えられます。
これからの夏の季節
早急に対策していきましょう!
皆様がよく見かける害虫には
【衛生害虫】
感染症の原因である病原体を運んだりアレルギー疾患を引き起こしたりする、私たちの健康を脅かす害虫。
ハエ、蚊、ゴキブリ、ノミ、屋内塵性ダニ類(ヒョウヒダニ、コナダニ)など
【不快害虫】
姿形などから多くの人が不快感を持つ害虫や、人を咬んだり刺したりして害を与える衛生害虫以外の害虫。
アリ、ハチ、カメムシ、クモ、ムカデ、ダンゴムシなど
これらが挙げられます。
健康に害のある衛生害虫はもちろん、不快害虫もできれば遭遇したくないですよね!
そのための害虫対策は、「駆除」と侵入させない「忌避」
駆除は害虫対策のプロに依頼するのが一番ですが、
害虫を寄せ付けない忌避対策の中で、普段の生活の中で
気を付けるべき5つのポイントをご紹介します!
やってはいけない5つのNG行動
実は、いつもの行動が、害虫を寄せ付け、侵入を許してしまう原因になっていることも!?
しっかりチェックしてみてください。
①「空き缶をそのまま捨てる」
空缶は、コバエなどの害虫を寄せ付ける臭いの元です。
しっかり水ですすぎ、中を乾燥させてから捨てましょう。
また、ごみ収集日まで空缶を外へ出しておく場合も、中に水が溜まっていると
ボウフラがわく原因となってしまいます。
『水たまり』は害虫を引き寄せ、繁殖させる要因となります。
お庭がある家庭は、バケツやベランダに置きっぱなしなっているものに
水が溜まっていないか確認してみましょう。
②「植木鉢やプランターを地面に直置き」
どうしてダメかと言うと…
直置きしてしまうと鉢底の通気性や排水性が悪くなってしまい、
湿気を好むダンゴムシ、ヤスデ、ゴキブリの幼虫などの住処となってしまうからです!
台座に置く、日向に置く、定期的に移動させるなどして
害虫が住みやすい環境を排除しましょう。
③「虫の死骸を放置」
これからの夏の時期、庭やベランダ、階段などでセミなどの死骸を
見つける機会も多くなります。
セミに限らず、昆虫などの死骸はアリを寄せ付ける原因となるので
見つけたらすぐに捨てましょう。
③「換気のために窓を少し開ける」
コロナ禍により家の換気の頻度が増えました。
スライド式の窓の場合、換気の際は、網戸は締めて窓は全開にしましょう。
また、網戸に穴や歪みがないかもチェックしておくと良いでしょう。
隙間が害虫の侵入経路となってしまいます。
また、通常の網戸の網目は蚊の侵入は防げますが、
それより小さなコバエなどは入れるので
防虫タイプの目の細かい網戸にするのもおすすめです。
最近ではホームセンターやネットショッピングでも簡単に手に入れられます。
③「段ボール、新聞紙、紙袋のストック」
いつか使うかも…と段ボールや紙袋などをストック。
こうした場所はゴキブリのかっこうの住処となってしまいます!!!
荷物が入っていた段ボールはすぐに解体して捨てる。
収納や下敷きに使っている新聞紙はこまめに変えるなど工夫をしましょう。
いかがでしたか?
今回ご紹介した5つのポイントは
すぐに対策できることばかり。
もし、普段の生活の中でやってしまっていた事があれば今日から「忌避」対策をスタート!
夏場も快適なお家時間を過ごしましょう♪